2026年カレンダーを作成いたしました。表紙は、おめでたい紅白のカトレアです。

2026年版も、往年の銘花から最新のカトレアがたくさん咲いております。ご期待ください。
1部 1,500円(宅急便送料を含む) A2版 7ページ(表紙を含む)です。皆さまのご愛顧に感謝して今年から宅急便送料を価格の中に含むこととさせていただきました。ご興味があれば是非、mailbox@cattleyart.comまでお問い合せいただければ幸いです。
2026年が、より良い年になりますように!
2026年カレンダーを作成いたしました。表紙は、おめでたい紅白のカトレアです。

2026年版も、往年の銘花から最新のカトレアがたくさん咲いております。ご期待ください。
1部 1,500円(宅急便送料を含む) A2版 7ページ(表紙を含む)です。皆さまのご愛顧に感謝して今年から宅急便送料を価格の中に含むこととさせていただきました。ご興味があれば是非、mailbox@cattleyart.comまでお問い合せいただければ幸いです。
2026年が、より良い年になりますように!

2025年カレンダーを作成いたしました。表紙は、往年銘花Blc.Peggy O’Neill ‘Royal Lady’です。
2025年版でも、懐かしいカトレアや新しい花がたくさん咲いております。ご期待ください。
1部 1,500円(宅急便送料を含む) A2版 7ページ(表紙を含む)です。皆さまのご愛顧に感謝して今年から宅急便送料を価格の中に含むこととさせていただきました。ご興味があれば是非、mailbox@cattleyart.comまでお問い合せいただければ幸いです。
2025年が良い年になりますように!

皆さまのご健康とご多幸をお祈りいたします
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます

2021年は、新型コロナウイルスに翻弄された年でした。2022年は、笑顔で過ごせる年にしていきましょう。

すごく懐かしい花が咲きました。ルーベンスの血をひくLc.Robon(Lc.Robert Doig x Lc.Bonanza (Bracey)です。登録はなんと最初の東京オリンピックが開催された年1964年で、カリフォルニア州のIlsley Orchidsさんが登録されました。かなり古いカトレアですが、今見ても素晴らしいカトレアだと思います。最近のオーバーラップした整形花は、C.Horaceの血を受け継ぐ花がすごく多いいのですが、Lc.Robonは、リップとペタルの花の形において、C.Horaceと異なった趣のある花なのではないかと改めて思いました。 Lc.Robonは、ルーベンス系でLc.の意味するレリアは、L.pumilaで、巨大輪を咲かせるLc.Bonanza のLc.は、L.purpurataです。現在の蘭の表記では、全てカトレア(C.)の表記となってしまい残念です。
洋らんの大家である鈴木結城さんは、日本蘭協会の会報(ISSN0285-6050)のルーベンス系についての記述の中で、Lc.Robon ’Ace’について24cmを超えた花を咲かせたと書かれております。今年咲いた写真の花は、N.S.16cmオーバーで、これから20cmオーバーを目指して栽培をしていきたいと思っています。なお、ルーベンス系についてご興味のある方は是非ともスタンダートカトレアの会の会長である小宮山さまのブログ(https://ameblo.jp/catparadise2316/entry-12471939375.html)ご覧頂ければ幸いです。
A very nostalgic flower has bloomed. Lc.Robon (Lc.Robert Doig x Lc.Bonanza (Bracey)), the blood of Lc.Rubens. Registration was in 1964, the year the first Tokyo Olympics were held, and Ilsley Orchids of California registered this variety. It’s a pretty old Cattleya, but I think it’s still a wonderful Cattleya nowadays. Recent overlapping fine shape flowers have a lot of inherit the blood of C. Horace, but Lc. Robon , I thought again that the shape of the flowers of Lip and Petal is different from that of C. Horace.
Lc.Robon is a the descendants of Lc.Rubens. Lc.Robon ‘s L. means Laelia pumila, and Lc.Bonanza ‘s L. means Laelia purpurata. It is a pity that the current orchid notation is all cattleya (C.) notation.
Mr. Yuki Suzuki, a Meister of orchids in Japan, stated in the description of the Lc.Rubens system in the newsletter of the Japan Orchid Association (ISSN0285-6050) that Lc.Robon’Ace’ bloomed more than 24 cm. increase. The flower in the photo that bloomed this year is over N.S. 16 cm, and I would like to cultivate it aiming for over 20 cm from now on.
皆さまにおかれましても新型コロナウイルスにより様々なご苦労があることと思います。
2022年がより良い年になることを祈念しまして、2022年カレンダーを作成いたしました。表紙は、2021年に登録したRhyncholaeliocattleya L’Air du Tempsです。
1部 1,500円 A2版 7ページ(表紙を含む)+ 宅急便送料 ですので、ご興味があれば是非、mailbox@cattleyart.comまでお問い合せいただければ幸いです。
2022年が良い年になりますように!

懐かしさを感じるカトレアらしい花が咲きました。親は、C.Spring ClimaxとC. Picassoで、品種的には新しいものではありませんが、次の時代にも残していきたい花のひとつです。
この株は、千葉の蘭屋さんに行ったおりに、N.S.24cmで咲いていた株を分けてもらったものです。当初は、C.Spring Climaxとその蘭屋さんは言っていましたが、しっかりラベルを確認したところ、C.Spring Climax x C.Picassoという交配で切り花向けにロッドマクレランから輸入された中の選抜株ということがわかりました。今回は、N.S.17cmオーバーで2輪でしたが、24cmで咲いていた時の株は、バルブ数も多い大株で葉の高さも50cmを超える株でしたので、満作にするにはあと数作する必要があるかと思います。
分け株がありますので、もしご興味があれば、是非、mailbox@cattleyart.comまでお問い合せいただければ幸いです。
皆さまにおかれましても新型コロナウイルスにより様々なご苦労があることと思います。
2021年がコロナに負けない良い年になることを祈念しまして、2021年カレンダーを作成いたしました。

1部 1,500円 A2版 7ページ(表紙を含む)+ 宅急便送料 ですので、ご興味があれば是非、mailbox@cattleyart.comまでお問い合せいただければ幸いです。
2021年が良い年になりますように!
米国のアメリカンカトレアの著者Dr. Courtney Hackneyさんが、最近咲いた花の写真を送ってくださいました。日本ではあまり見慣れない素晴らしい花ですので、今回紹介いたします。

C Serengeti Sands ‘Dark Knight’ aka ‘Rosemarie’
Blc.Serengeti Sandsは、2008年にDr. Courtney Hackneyさんが作出登録した品種で、親は、Blc.Teresa’s SmileとC.tigrina(C.leopoldii)です。私は、初めて見る花で、非常にインパクトがあり、花の大きさもC.tigtinaの子供にてはずいぶん大きな印象です。Blc,.Teresa’s Smile(Lc.Amber Glow x Blc. Edisto)に何でC.tigrinaをかけ合わせたのかをDr.Hackneyに質問したところ、次のコメントを頂きました。やはり、交配というのは、非常に奥の深いものだと改めて思いました。
Dr,Hackneyのコメント(わかりやすくするため意訳をしていますので、ご了承ください) 私の交配Rlc. Serengeti Sandsは、昔の交配種Lc. Summerland Girl(訳者注釈:C.tigrina x Lc.Grandee (1937) 1967年Jones & Scully登録)を再創出しようと目論んだものでした。たいへん昔、私は交配種Lc. Summerland Girlの花をたくさん見ましたが、悲しいことにこの交配では、リップが大きすぎるものがほとんどです。私のBlc.Serengeti Sandsの交配では、Rlc Teresa’s Smile ‘Spade Lip’をリップを小さくして花のバランスを良くするために用いました。一番の驚きは花の大きさで、片親がC.leopoldiiだというのにBlc.Serengeti Sandsは、N.S.15cmの花を咲かせます。下の写真は、親のTeresa’s Smileですが、たくさんの黄色の先祖を持っているにも拘らず黄色より赤が勝っています。

I would like to introduce Dr. Courtney Hackney’s extremely attractive cattleya which is not familiar in Japan.
I have never heard the name Blc.Serengeti Sands and I searched on the RHS Orchid Register. I find out that Blc.Serengeti Sands is Dr.Hackney’s hybrids. Blc. Serengeti Sands has strong impact. I asked Dr.Hackney why you crossed C.tigrina with red yellow cattleya, he kindly gave me following comments.
I really thought once again that hybridizing is a very deep thing.
Dr. Courtney Hackney’s comments;
My cross of Rlc Serengeti Sands was my attempt to recreate an old hybrid, Lc. Summerland Girl. I saw many of this hybrid bloom many years ago. Sadly, the cross produced many seedlings with lips that were too large. In my cross I used Rlc Teresa’s Smile ‘Spade Lip’ to reduce the lip size and make it proportional to the flower. The biggest surprise was flower size, which can be 15cm natural spread. A surprise given that one parent is C leopoldii (syn tigrina). As you can see from the photo Teresa’s Smile is more red than yellow, despite a lot of yellow ancestors.
Japan’s ASDF Blue Impulse salute medical workers on the frontline of COVID-19.
Blue Impulse flew over the Tokyo central area.
Thank you for everybody who fight and suffer against new corona virus.



