すごく懐かしい花が咲きました。ルーベンスの血をひくLc.Robon(Lc.Robert Doig x Lc.Bonanza (Bracey)です。登録はなんと最初の東京オリンピックが開催された年1964年で、カリフォルニア州のIlsley Orchidsさんが登録されました。かなり古いカトレアですが、今見ても素晴らしいカトレアだと思います。最近のオーバーラップした整形花は、C.Horaceの血を受け継ぐ花がすごく多いいのですが、Lc.Robonは、リップとペタルの花の形において、C.Horaceと異なった趣のある花なのではないかと改めて思いました。 Lc.Robonは、ルーベンス系でLc.の意味するレリアは、L.pumilaで、巨大輪を咲かせるLc.Bonanza のLc.は、L.purpurataです。現在の蘭の表記では、全てカトレア(C.)の表記となってしまい残念です。 洋らんの大家である鈴木結城さんは、日本蘭協会の会報(ISSN0285-6050)のルーベンス系についての記述の中で、Lc.Robon ’Ace’について24cmを超えた花を咲かせたと書かれております。今年咲いた写真の花は、N.S.16cmオーバーで、これから20cmオーバーを目指して栽培をしていきたいと思っています。なお、ルーベンス系についてご興味のある方は是非ともスタンダートカトレアの会の会長である小宮山さまのブログ(https://ameblo.jp/catparadise2316/entry-12471939375.html)ご覧頂ければ幸いです。 A very nostalgic flower has bloomed. Lc.Robon (Lc.Robert Doig x Lc.Bonanza (Bracey)), the blood of Lc.Rubens. Registration was in 1964, the year the first Tokyo Olympics were held, and Ilsley Orchids of California registered this variety. It’s a pretty old Cattleya, but I think it’s …